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高山塾 塾生のブログ

H23年度権利擁護セミナー第3日目出張報告書

投稿日時:2011/11/18(金) 19:00rss

今回のセミナーは、障害福祉関係事業所、施設の職員を対象に権利擁護について「テーマ地域生活支援を考える」で、全4日間で横浜で活躍する人たちを呼んでセミナーを実施する3回目でした。場所は西横浜のカッツビート西の。日時は、
平成23年(2011年)11月18日金曜日 15:00−17:00。参加者は約100名。主催は横浜知的障害関連施設協議会 研修委員会(委員長 恵和 林智子)。三名の講師を読んで実施しました。私はパソコンやDVDの操作をスタッフとして実施しました。

    第一人目は、東洋大学高山直樹先生。他の2名の講師をまとめるコーディネータをしていました。
「支援者は地域資源に精通していなくてはいけない」「支援者は利用者の当事者活動の経験を積み上げていくことの支援をしていくべき」というのが印象に残りました。

 第二人目は、湘南福祉センター所長 牧野賢一氏。自ら運営する「下宿屋」というグループ
ホームについて説明がありました。その後自らの説「マキノ式福祉実践人類史的考察から福祉を
考える」というおもしろい話を聞きました。福祉の理想モデルを人類史に重ねると手堅い理想モ
デルができるというのはおもしろかったです。
 つまり人類史は、
(1)生理的欲求(本能。食べ物が木の上から減った)
(2)安心・安定の欲求(群れの生活)
(3)移動(交流と表現)
(4)人類誕生
(5)文明創造
(6)自分らしい暮らしの実現  の6行程。
 これを福祉の理想モデルに重ね合わせると
(1)家族的な人の支え(乳を吸い自分の力で生きる)
(2)生理的に満たされた安心安定的な生活
(3)移動(自らの移動で交流と表現が増える)
(4)大人に成長
(5)社会の現実に生きる
(6)その人らしい暮らしの実現
の6行程で重なるというものでした。

 第三人目は、当事者からの報告として奈良崎真弓氏。彼女は横浜市出身で自立支援法制定の国の会議で当事者として出席している人とのことでした。また青年海外協力隊の短期隊員として、マレーシアの障害者と交流もしたという経歴の持ち主でした。自分は知らなかったのですが、他の施設長さんから、その人は有名であることを知りました。講義ではまずアンケートをそれぞれ書くように指示がありました。内容は
(1)もし障害者だったらどの障害者がいいか?
(2)あなたは仕事以外で障害者とどのくらい時間を使っているか? 
などショッキングな内容のものでした。その結果が点数をつけられて自分が福祉業界で生きるいい振り返りになりました。参考までに点数をつけられたのは、参加者の数人のみでした。

 最後に自分の感想です。自分が福祉の理想だとおもっていた「以前からある福祉」は、利用者のニーズとは大きくかけ離れたもので、アンテナを張り将来の福祉のモデルを自分なりに常に作り替えていかないと、利用者のニーズとどんどん乖離して、「不必要な福祉」をつくり続けることになってしまうと実感できました。以上

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