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高山塾 塾生のブログ

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H24年度権利擁護セミナー第2回目出張報告書 

 written by 高山 塾 投稿日時:2012/08/22(水) 19:07

 全4回のリーダー養成研修「権利擁護セミナー」の第一回目にスタッフとして参加してきま
した。これは横浜知的障害関連施設協議会研修委員会で主催した研修。日程は、
第一回    2012年7月24日、第二回  2012年8月22日、第三回2012年10月3日
第四回    2012年11月21日に加えて、発表会 2013年1月11日。全部で5回
あります。今回はその2回目。3つのチーム(A・B・C)に分かれて現場で使える権利擁護ツ
ールを作成することで、権利擁護について主体的にかかわりながら知識をより深めていきます。
わたしはCグループのアドバイザーとして参加。発表会は施設長会で実施します。
 今回の研修では、3チームに分かれて権利ツールについて議論。発表し先生のアドバイスを
もらいました。各チーム個性的な権利ツール作成の方向性が見えてきました。
 
 第1にAグループの権利ツールについて。「KenriYougo Yes・No Chart」をつくるとのこと。
Yes・No の権利擁護に関する選択で分岐したチャートをたどっていくと、職員のタイプ分けが
できるとのこと。目的は職員の気づきを促すもの。批評としては、職員タイプ分けの正当性・
気軽にできるが、継続性はない・2008年の権利ツール「エゴグラム」と似ているなどあった。

 第2にBグループの権利ツールについて。「傍観者にならないツール」をつくること。
対象は職員。現状認識として、「福祉サービスの質」を規定する「職員間の信頼」や「意識のズレ」
がかなりあるからとのことだった。原因として、「なぜ職員は傍観者になるのか?」「なぜ傍観者
が増えるのか?」「いじめの背景と類似する」「日本文化との関係性」など議論を通して背景を
さぐる必要があるとのこと。バロメーターとして、「職員間での利用者の呼び方」「職員間での
問題の多い保護者の呼び方」「職員感の派閥や仲良しグループが多いこと」がある

 第3にCグループの権利ツールについて。「自己決定強化ツール」をつくること。
「自己決定」は総合福祉法のテーマでもあるし、相談支援制度の改正が行われ、今までのように
個別支援計画がサービス提供事業所だけでは作れなくなる。他の機関と連携してケア会議を開
き作成するが、普段かかわりのない機関の人にいかに本人の意思決定を代弁(アドボカシー)
するか非常に難しい。方向性としては、本人の強い部分のみを書き出したパワーアセスメント
シートをつくったり、「好きな食べ物」を意思決定を促す絵カードなどをまずはつくっていく。
また背景として「なぜ利用者に選択させるのか?」「現状は利用者に選択させる環境が少ない。そ
の背景」など顕在化させて経験則だけでない理論背景をあぶり出しぶれない価値観を構築する。
次回Cグループの自主研修は2012年9月12日(水)18:30.-20:30 光風会地域支援室で実施
予定。
 
 また、正式な第三回研修は2012年10月3日にガッツビートで実施予定。以上

H24年度権利擁護セミナー第1日目出張報告書

 written by 高山 塾 投稿日時:2012/07/24(火) 22:00

出張日:2012年(平成24年)7月24日(火)15:30~18:30
出張先:ガッツビート

全4回のリーダー養成研修「権利擁護セミナー」の第一回目にスタッフとして参加してきま
した。これは横浜知的障害関連施設協議会研修委員会で主催した研修。日程は、
第一回    2012年7月24日
第二回  2012年8月22日
第三回2012年10月3日
第四回    2012年11月21日に加えて、
発表会 2013年1月11日。
全部で5回あります。今回はその1回目。3つのチームに分かれて現場で使える権利擁護ツールを作成
することで、権利擁護について主体的にかかわりながら知識をより深めていきます。発表会は
施設長会で実施します。今回の研修では4つのことを実施しました。

 第一に2012年6月に新聞報道された「性的いたずら:横浜の障害者施設、女性入所者に 発覚後に
男性職員死亡」の事件を起こした施設職員の釈明。職場の雰囲気は放心状態とのこと。また事件処理で
膨大な時間と精神力をつぎ込まなければならないとのこと。今後、裁判にもなっていくとさらに膨大な時間が
費やされる。
講師の説明としては、虐待は、本人・家族・施設職員など周りが負のパワーにまきこまれ、け
して癒されない。現状すぐに本人を別の場所に移さないといけない。また事件を起こした施設
はもう今の時点で存在自体がアウトで社会福祉業界からすぐに撤退すべき存在。しかし、行政
には監督責任があるがそれが出来ない現状と弱さがあることが構造的な問題だとのことだった。

 第二に権利擁護についての講義について。
①    権利擁護実践セミナーの目的について。権利擁護が福祉専門職のアイデンティティである。
その立ち位置に立って、主体性を高めて議論をし、戦う権利セミナーとして、権利擁護推進
確認ツールの開発を行って、知識や意識、現場力を高めていくこと。
②障害者虐待について。気づいたときにはすでに手遅れな状態なことが多い。また障害者虐待
はけしてなくならない。その立場に立って、やるべきことを洗い出すことが必要との話があった。

 第三に権利擁護についての演習について
くんちゃん呼びが横行している施設で、それを是正するため権利擁護委員会を立ち上げて、
職員の意識改革を実施することになった。その際、くんちゃんよびがなぜいけないかの理論と
根拠について話し合った。

 第四にグループ協議について
3グループに分かれて議論。自分のCグループでは施設内のグレーゾーンについて焦点を定める
ことにした。各自が一番問題と思われるグレーゾーンを持ち寄り共通理解し、それを解決するた
めの具体的なツールをつくる方向性でいくことになった。次回は2012年8月22日水。以上。

H23年度権利擁護セミナー第3日目出張報告書

 written by 高山 塾 投稿日時:2011/11/18(金) 19:00

今回のセミナーは、障害福祉関係事業所、施設の職員を対象に権利擁護について「テーマ地域生活支援を考える」で、全4日間で横浜で活躍する人たちを呼んでセミナーを実施する3回目でした。場所は西横浜のカッツビート西の。日時は、
平成23年(2011年)11月18日金曜日 15:00−17:00。参加者は約100名。主催は横浜知的障害関連施設協議会 研修委員会(委員長 恵和 林智子)。三名の講師を読んで実施しました。私はパソコンやDVDの操作をスタッフとして実施しました。

    第一人目は、東洋大学高山直樹先生。他の2名の講師をまとめるコーディネータをしていました。
「支援者は地域資源に精通していなくてはいけない」「支援者は利用者の当事者活動の経験を積み上げていくことの支援をしていくべき」というのが印象に残りました。

 第二人目は、湘南福祉センター所長 牧野賢一氏。自ら運営する「下宿屋」というグループ
ホームについて説明がありました。その後自らの説「マキノ式福祉実践人類史的考察から福祉を
考える」というおもしろい話を聞きました。福祉の理想モデルを人類史に重ねると手堅い理想モ
デルができるというのはおもしろかったです。
 つまり人類史は、
(1)生理的欲求(本能。食べ物が木の上から減った)
(2)安心・安定の欲求(群れの生活)
(3)移動(交流と表現)
(4)人類誕生
(5)文明創造
(6)自分らしい暮らしの実現  の6行程。
 これを福祉の理想モデルに重ね合わせると
(1)家族的な人の支え(乳を吸い自分の力で生きる)
(2)生理的に満たされた安心安定的な生活
(3)移動(自らの移動で交流と表現が増える)
(4)大人に成長
(5)社会の現実に生きる
(6)その人らしい暮らしの実現
の6行程で重なるというものでした。

 第三人目は、当事者からの報告として奈良崎真弓氏。彼女は横浜市出身で自立支援法制定の国の会議で当事者として出席している人とのことでした。また青年海外協力隊の短期隊員として、マレーシアの障害者と交流もしたという経歴の持ち主でした。自分は知らなかったのですが、他の施設長さんから、その人は有名であることを知りました。講義ではまずアンケートをそれぞれ書くように指示がありました。内容は
(1)もし障害者だったらどの障害者がいいか?
(2)あなたは仕事以外で障害者とどのくらい時間を使っているか? 
などショッキングな内容のものでした。その結果が点数をつけられて自分が福祉業界で生きるいい振り返りになりました。参考までに点数をつけられたのは、参加者の数人のみでした。

 最後に自分の感想です。自分が福祉の理想だとおもっていた「以前からある福祉」は、利用者のニーズとは大きくかけ離れたもので、アンテナを張り将来の福祉のモデルを自分なりに常に作り替えていかないと、利用者のニーズとどんどん乖離して、「不必要な福祉」をつくり続けることになってしまうと実感できました。以上

第六回 横浜知的障害関連施設協議会 研修委員会

 written by 高山 塾 投稿日時:2011/11/10(木) 17:37

 第六回 横浜知的障害関連施設協議会研修委員会を横浜市健康福祉総合センターにて
13:30~17:00で実施。参加者6名。内容は、二つ実施しました。

第一部「過去5年間で研修で作り上げた13個の権利ツールを一つの冊子にまとめる」
という目的を達成するための手段を検討しました。
1)    役割分担:冊子の編集係・データの管理・連絡調整係・寄せられた実践の感想あつめ係
2)    冊子のひな形:ひな形の案を検討する。案のままで了承。そのひな形で1つのツールに関
して、ページを実際に作ったものを検討予定。
3)    冊子にするツールを決定。
A:利用者の自己決定とエンパワーメントのカテゴリに関しては、
 2007年度マッピング
 2007年ひやりハット
 2010年ストレングスモデル
B:支援者の人権意識を高めるのカテゴリに関しては、
 2009年おトイレ川柳
 2009年小さな喜び
 2010年Well-beingシートから繋げる支援員の意識改革。

第二部はテーマ「 地域支援について考える(第二回)」で講義がある。わたしはプロジェクタ
の操作を実施しました。
1)    地域生活における権利擁護の実践・権利侵害の事例について(講義:東洋大学 高山直樹)
①今のCHは地域に孤立してしまっていて施設以上に危険な状態。②ケアホームをつくる
こと自体が目的化している。おかしい。シェアハウスのように地域密着型がよい。
③支援者は「障害者自身が地域で影響力があるということを実感できること」を支援すべき。
④サービスとすまいがセットになっている現状の福祉はおかしい。
⑤自分の長く住んでいた地域でないところにいかざるを得ない現状はおかしい。

2)    横浜のGHにおける権利擁護の実践(横浜市GH連絡協議会会長 室津滋樹)
①CHの矛盾は、世話人の行動などで顕在化する。(CHでの事件の増加等)
②世話人と利用者は、信頼関係が出来ていないと出来ない仕事
③CHは、構造的に現状ではバックアップ施設とチームとなっていないくて孤立している。
④CH内で働く人たちがあつまって検討しにくい勤務態勢である。
⑤CH世話人としての誇りがもてない。(給与・昇進面・技術力・発展性など)

 私の感想としては、最近は施設以上に、ケアホームでの不祥事が続き、行政や民間でなどで是
正に力をいれている。その根は構造的にも制度的にも思った以上に根が深いと思いました。
以上

第五回 横浜知的障害関連施設協議会 研修委員会

 written by 高山 塾 投稿日時:2011/11/10(木) 11:05

第五回 横浜知的障害関連施設協議会研修委員会を社会福祉法人光風会のばら園にて、
18:00~20:00で会議を実施。参加者は、6名。
内容は、「過去5年間で研修で作り上げた13個の権利ツールを一つの冊子にまとめる」
という目的を達成するための手段を検討しました。ツールはインターネットに掲示してあります。
http://kenriken2007.d2.r-cms.jp/tool/」。詳細は以下。

☆提 案
・取り組みやすいものから乗せて、読み込みやすくする。
・全てではなく、ピックアップして作成する。
・入り口を入りやすくするため、「おトイレ川柳」にしては?
・スタッフを、記事を書く側と編集側で分けては?

☆決 定
Aグループ「利用者の自己決定と工ンパワメントを支援する」とBグループ「支援者とし
ての気づき、人権意識を高めていく」の2のジャンルに分け、その内からピックアップする。
A…1.パワーアセスメントシートを通して真のストレングスモデルを考える(2010)
   2.アゲアゲはっと(2007)  3.マッピング
B…1.おトイレ川柳(2009) 2.小さな喜び 3.ウ工ルビーングシート(2010)
次回…13:30~県社会福祉センター(桜木町) 

☆高山先生より
①ビフォーアフターよりも、「ここが大事なんだ」というマニュアル、解説書が大事。縦に二
分割し、左に取説、右にその意味や意義というようなフォーマットにしてはどうか。実習
生の記録のような感じで、右に支援や価値の部分・導入などが同時系列で書いてあると良い。
②対象、目的、根拠などは記載したほうが良い。
③共感を得るため、コラムでどこで使ってどう変わったかを書くのも良い。
④まずは一本、雛形を作ってそれから作り方を改善しては?
⑤雛形ができたら、ツール作成者に整理をしてもらう。
⑥実践後の効果測定の仕方は工夫が必
要であり、課題である
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