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高山塾 塾生のブログ 2008/3

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凋落した福祉国家

 written by 高山 塾 投稿日時:2008/03/30(日) 12:41

凋落した福祉国家スウェーデンの惨状という記事が「新潮45」 2005年6月号記載に掲載されていた。ショックだった。理由は3つ。

 第一に、福祉国家スウェーデンはすごいとおもっていたからだ。さまざまな研修でいつも褒め称えられていた。

 第二に思い込みだったからだ。私はそれをステレオタイプで聞いていて現在(2008年3月)でもそれが維持されて更に発展しているものだと思い込んでいた。日本のイメージがまだ日本の奇跡と呼ばれた「高度成長期・経済大国」だと今も思っているのと同じだ。

 第三に財政問題が世界中に広がっていることを知ったからだ。福祉国家スウェーデンをささえていたのは、スウェーデンの好景気だったようだ。不景気になれば没落するのは自然な流れだと思った。

 新しい福祉のビジネスモデルは、日本で「福祉国家スウェーデン」のいいところを受け継ぎながら財政を意識しながらゼロから作る必要性をまじまじと感じた。

日本の借金

 written by 高山 塾 投稿日時:2008/03/28(金) 12:29

福祉というのは、単独では存在しえない。
位置付けというのは、「国家」の「サブシステム」のひとつだ。

今、上位システムの国家財政が緊迫していると政治家はいう。
国家財政の負債額っていったいいくらか分からないので調べて
みると「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」というのが
その金額に近いようだ。
ぱっと見て、約850兆円。
大きすぎてよくわからない金額だ。
日本のGDPが500兆円だから、その1.5倍近くある…。

福祉にお金がまわってこないのは、関係者はリアルに実感できること。
障害者自立支援法では利用者負担が700億円負担↑。
それに対して、5兆円が天下り団体に流れる。
結果
GDPにしめる障害関連予算の割合が
日本1%に対して、ドイツが5%、スウェーデンが8%。
もう、こんなお金の使い方をしている政治は「反社会的」だと思うように
なった。
お金がないので、職員もこない。
福祉のベースがこれでは、権利擁護の推進には明らかな逆風だと
再認識できた。

職員は利用者の思いを受け止められるか[CG発表感想]

 written by 高山 塾 投稿日時:2008/03/27(木) 12:22

「職員は利用者の思いを、全身で受け止められるか?」
こんな考えをしっかり考えたことがなかった。
CGの発表を受けて、私自身深く考えさせられた。

福祉の仕事の原点は、「利用者のニーズをサポートすること。」
それをするのが職員だ。しかし、その原点から大きく離れてしまっているのは今の
福祉の現状だと現場にいるひとは気づいているだろう。
「ニーズを聞くにも、しゃべれない利用者さんにはどうするの?」
「要求が多すぎてしゃべりどおしの利用者さんにはどうするの?」
「要求を多く聞きすぎで利用者さんが興奮しだしたらどうするの?」
「10人以上のケースをもつ職員にはどうするの?」
そして、なぜだが、年度始めにはキレイに書類かされた「個別支援計画」
ができあがって、保護者や本人の印鑑までおされている。年度末にはその報告書ができている。
個別支援計画は「WISH→アセスメント→個別支援計画」の過程でできるのに
その前段階って、「利用者のニーズ?」に即している?
職員の先回りや保護者の意向が強く出てきてないか…?
個別支援計画って「まゆつばもの」の可能性は否定できない状態だろう。

この「利用者の思い」というのは、職員に時間的・精神的に余裕がないと見えなくなってしまうことに今回の研修で気づけた。個別支援計画作成前のアセスメントで数時間の面接で把握できるものでも
ない。利用者のこえを引き出す絵カードなどもなく、口頭での面接が大半だろう。

その対応策として、この利用者の生の声を 「ポスター」という形で成果物として出してきたことは
衝撃だったし、そういった発想は思いもしなかった。

ではこの「利用者の思い」ぜひみていただきたい。


ハ ンバーグが食べたい。ジェットコースターに乗りたい。沖縄に行きたい。スマップのコンサートに行きたい。選挙に行きたい。料理教室に行って習いたい。友達 にガイドヘルパーしてあげたい。笑っていいともを見に行きたい。自転車に乗りたい。自分で買い物に行きたい。結婚したい。英語をしゃべりたい。お父さん、 お母さんの墓参りに行きたい。髪の毛を金髪にしたい。養護学校の友達を集めて同窓会をしてみたい。赤い羽根共同募金の立っている人のボランティアをしてみ たい。動物園の世話人をしてみたい。1人でエスカレーターに乗ってみたい。ファッションモデルになりたい。たまにはマンナン食じゃなくて、普通のご飯を食 べたい。好きな人とカッパ寿司を食べに行きたい。嫌いなことを嫌いといいたい。ヘアメイクをしてお食事に行きたい。豊胸手術をして、男の子をアッと言わせ たい。車椅子ばかりじゃなくて少しでも歩きたい。横浜スタジアムで始球式をしたい。徹子の部屋にテレビ出演したい。職員と立場をチェンジしたい。自分の部 屋を持ちたい。部屋に鍵をかけてほしい。自由にジュースを飲む時間がほしい。ルイヴィトンのかばんを持ちたい。障害者施設を経営したい。横浜FCの試合を 見に行きたい。自分の母校に行きたい。思っていることを分かってほしい。両親と一緒に住みたい。学校の帰りに寄り道してパンとか食べたい。自分の下着は自 分で洗いたい。お出掛けをするとき事前に行き先を決めないでその日に自由にその日の気分で行く場所決めたい。お酒を飲んで終電に乗ってみたい。携帯電話が ほしい。インターネットを始めたい。夜遊びがしたい。寝台急行銀河に乗車したい。自分部屋にテレビを置きたい。ベットで寝たい。スマップのファンクラブに 入りたい。たまには、外食がしたい。1人で旅館に泊まりたい。話す場所がほしい。自分の部屋でご飯が食べたい。ハンコを自分で管理したい。自分のテーブル を置きたい。好きな人にお守りを贈りたい。好きな職員の助手席になってドライブがしたい。職員が楽しんでいることを自分もしたい。遊ぶ場所の情報がほし い、いつも同じ場所しか行けない。外人さんとお話がしたい。エアバスA380(ジャンボジェット機)に乗りたい。違う人とお仕事がしてみたい。合コンをし て好きな人を見つけたい。。国会議員になってみんなの夢を叶えたい。休日は起きる時間を決めないでほしい。ウルトラマンのビデオを全部みたい。結婚式に出 たい。老人ホームで働いてお話をいっぱいしたい。氷川きよしのおばさん(ファン)と一緒に氷川きよしを応援したい。お餅が好きだけどあまり食べさせてくれ ないは何でか知りたい。バレンタインデーでチョコレートをみんなにあげたい。新春バーゲンに行って福袋を買いたい。怒られたくない。お花見に行きたい。た め息を私の前でついてほしくない。ダイエットの方法を教えてほしい。電話代を払うから自由に電話をしたい。焼肉を食べに行く機会がないから自分のお金で食 べに行きたい。いろんな事を知りたい。誰が守ってくれるのか知りたい。同じ生活ばかりしたくない。

知的障害者支援のアサーティブトレーニングの必要性

 written by 高山 塾 投稿日時:2008/03/22(土) 00:57

本日、高山先生の研修をウィリング横浜で受けた。
内容は「アサーティブトレーニング 2日目」。
アサーティブとは、「主張的な言い方」という意味。

私達、知的障害者の支援を職業とするものにとって、アサーティブトレーニングする必要性は
いまいち見えなかった。先生はそこを分かりやすく説明してくれた。

1)私の仕事は、知的障害者の権利擁護を推進すること。
2)権利とは、「わたし(本人)がわたし(本人)らしく生きること」
3)それを具現化するには、主張して勝ち取らなくてはならない。
4)知的障害者は、コミュニケーション障害があるので、職員は主張を手伝う必要がある。
5)職員は、知的障害者の代弁が必要になる。
6)代弁するには、職員・保護者・地域・施設にある阻害要因のバリアを主張して取り払う 必要ある。
7)そのためには、職員はアサーティブトレーニングする必要がある。

すんなり納得できた。



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