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平成 22 年度 中堅職員対象の権利擁護セミナー開催のお知らせ

2010/07/09

■平成 22 年度 中堅職員対象の権利擁護セミナー開催のお知らせ

各施設の皆様におかれましては、ますますご健勝にてご活躍のこととお喜び申し上げま
す。
さて、平成 18 年度より、利用者の権利擁護を正しく理解し、中堅従事者の資質向上をは
かることを目的とした研修として、横浜市健康福祉局と協働し連続講座を開催してきまし
た。平成 20、21 年度には、参加職員がグループワークにより権利擁護を実践するためのツ
ールを開発し、発表する取り組みを行いました。今年度は、これまでの 4 年間の研修の成
果を踏まえ、実際に権利擁護ツールを現場で実践し、その成果を検証する取り組みを、東
洋大学の高山先生のご指導のもと、行っていきたいと考えています。
ぜひ、各施設から積極的に研修に送り出していただき、横浜の障害福祉を築く一端をと
もに担っていただければと思っております。

                               記
1.テーマ
障害のある方の権利擁護
高山直樹氏
2.講師 東洋大学
社会学部社会福祉学科教授

権利擁護は社会福祉において最も大切な考え方であり、価値であり、実践であります。
社会福祉の営みは「価値の具現化」であり、まさに権利擁護の実践が求められます。権
擁護の反対の概念は、権利侵害です。この権利侵害の事件がいまだ後を絶たない事実
があります。このことを私たちはどのようにとらえていけばよいのでしょうか。
利用者の権利擁護を行なう支援者は、利用者の生活に最も近い存在であるといってよ
いでしょう。しかしその最も近い人が権利侵害を行う可能性があるということなのです。
実は権利擁護権利侵害は表裏の関係があるのです。日常の支援のなかで、自らの個人
の価値観を押し付けたり、管理構造のなかで利用者をコントロールしたり、施錠をした
りすることが、あたりまえの日常になってしまっていることは少なくないと思います。
また、施設という特別な場所においてのみ通用している支援で、本来ならば疑問があ
る支援を「グレーゾーン」と近年とらえられていますが、それは一見もっともらしい理
由(集団生活、安全性、コミュニケーション障害など)によって、一方的な行動制限や
自己決定の軽視などが正当化されてしまうことです。
このような支援を検証し、個人・チーム・組織レベルにおいて、日常の支援のなかに
あることを認識することが大切です。そのためには、気づくための道具(ツール)が必
要です。これを開発していくのが本研修の目的です。権利擁護を推進したいという「強
い気持ち」を持った支援者にぜひ参加していただきたいと希望しています。

3.対象
:横浜市内の障害福祉関係事業所、施設の中堅職員(再申し込み可)

4.募集人数:40名

5.実施方法
・参加者の方は、申し込み時に、A(利用者の自己決定とエンパワーメントを支援する)コ
ース、B(支援者としての気づき、人権意識を高めていく)コースの、いずれかを選択して
(申込書に A または B を記入してください。)
・参加者の希望を考慮して、10名程度のグループを作り、グループワークを行います。
・4回の研修は全体で行いますが、その他グループごとに自主的に集まり、研修を実施す
る場合があります。

6.内容・日程
8 月24日(火)13:30~17:00
■第1回
場所:保土ヶ谷公会堂
第2会議室
高山先生の講義と演習:研修の意義・意味、権利擁護とは何か
グループ討議:ツールの確認、実践にむけての見直し

9 月24日(金)13:30~17:00
■第2回
場所:予定(社会福祉会館)
グループ討議:実践にむけての討議

12月 1 日(水)13:30~17:00
■第3回
場所:予定(社会福祉会館)
全体研修:経過報告
グループ討議:まとめにむけての課題整理

2 月 4 日(金)13:30~17:00
■第4回
場所:横浜市健福センター8 階
横浜を取り巻く福祉関係者への発表、総括